11 月 8th, 2008 by kanpou
近年、西洋医学を用いる医療機関においても漢方薬を取り入れる医療機関が増えてきています。
それはなぜかというと、現代医学ではなかなか効果が得られなかったような難病が、漢方医学では改善すると言う症例が実在するからです。
かといって、漢方薬は西洋医学と同じで、なんにでも効果のある薬は言いきれないのも実情です。
そこで、西洋医学で効果が得られやすい分野と漢方医学で効果が得られやすい 分野とをお互い補い合って取り入れているのです。
西洋医学よりも漢方医学の方が効果を上げている領域というのは
〇習慣的疾患(肩凝りや片頭痛など)
〇生理痛などの周期的疾患
〇流行性疾患(冷え症や虚弱体質)
〇花粉症といった季節的疾患
前述のように西洋医学による治療を行っている医療機関であっても、漢方医学を取り入れているところは増えて生きていますが、本格的な漢方の治療を受けたいと思っている場合、やはり漢方の専門医にお願いしたほうが良いと思います。
現在の日本では、漢方医や漢方科という名称をあげることは法律で認められていません。
ですから、外見だけで漢方の専門医のいる医療機関なのか、薬局なのかは容易に判断できないので、一度漢方薬のメーカーなどに問い合わせてみると良いかもしれませんね。
他に、口コミで漢方の専門医を探してみるのも良いかもしれません。
10 月 22nd, 2008 by kanpou
漢方薬は西洋薬や科学薬に比べてその作用がおだやかな薬です。
ですから、その分副作用も比較的軽く済みますが、全くないとは言い切れません。
自分が処方されて良かったからと家族や知人に勝手に譲ってあげても、その人と証が合わなければ、逆効果の生薬が入っている場合もあるし、安易に人に譲らないようにしてくださいね。
また、証に合う漢方薬を処方してもらっているのにもいかかわらず、不快な症状が出る場合がありますが、これは『瞑眩(めいけん)』とよばれるもので、薬が身体に作用している証拠で、漢方薬を服用し始めてから2~3日の間症状が出ると言われています。
瞑眩と副作用とは区別がつきにくいですが、以上のことを基に、それでも副作用が疑われるようであれば、処方していただいた漢方医のところへ相談へ行くと良いのではないでしょうか。
副作用を起こしやすい漢方薬には
・大黄・・・・腹痛や下痢、食欲不振の副作用が起こりやすいです。
・麻黄・・・・食欲不振や多汗、不眠や動悸といった副作用が起こりやすいです。
※特に狭心症を起こす恐れがあるので、重症の心臓病の人は要注意です。
・地黄・・・・胃のもたれた感じの副作用が起こりやすいです。
・附子・・・・発汗やほてり、熱感、しびれなどの副作用が起こりやすいです。
・甘草・・・・むくみや血圧の上昇の副作用が起こりやすいです。
※鎮痛、消炎効果があるので漢方薬の中に多く含まれていることがあります。日頃から血圧が高い人などはその旨を医師に伝えておく必要があるでしょう。