5 月 18th, 2009 by kanpou
「風邪」と、一言で言ってもその症状や原因は様々あります。
悪寒(おかん)、発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛など症状は様々であり、しかも症状は単独で現れるのではなく、複合的に生じるのが一般です。
また、風邪の原因となるウィルスは、はるかに100種類を超えているといわれます。また、細菌や寒さなども風邪の原因となることがあります。
漢方医学では、まず、その人の症状から二つのタイプに分けられます。
体力があって発熱や頭痛、関節痛、喉頭痛などの痛みを伴うものを「陽証」といいます。一方、体力が衰え、悪寒や全身の倦怠感を覚えるものは「陰証」とされます。さらに、症状が身体のどこに現れているかも、漢方薬を選択する重要なキーとなります。
体力が充実していて、頭痛や悪寒といった、身体の外に証が現れている人(初期症状の人で陽証)には、「葛根湯(かっこんとう)」が効きます。しかも悪寒がしたらすぐに葛根湯を飲むのが早く治すかぎとなります。一方、同じ初期症状でも虚弱な体質の人は、「桂枝湯(けいしとう)」が効きます。さらに体力が低下していて、不安や不眠などの精神症状を伴う場合(陰証)には、「香蘇散(こうそさん)」が適しているといわれます。
ただし、漢方薬の場合は、西洋薬と異なり、病名や症状だけから適切な処方を選択することは出来ません。
病気の人それぞれの「証」といって、体質、体力、抵抗力、病気の進行具合などを総合的な判断して処方する漢方薬を決定するのです。証の判断は、漢方医学の専門家に任せるのが懸命です。ここで示した漢方薬は、あくまでもおおよその目安と考えてください。
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9 月 10th, 2008 by kanpou
漢方薬がせんじれたら、次はのみかたです。
前回と多少ダブりますが、漢方薬は一日分ごとに生薬を水から40分かけて弱火で煎じ出します。
日本人は麦茶やほうじ茶を煮出して飲むので(今はに出さなくても良いものがたくさんありますが)、それほど違和感はないのではないでしょうか。
1日に処方される分を2~3回に分けて食事の合間に飲みます。
普通、薬は食後30分以内のものが多いのに、これはどうしてかというと、官のぽう薬を効率良く吸収するには、胃に食べ物などの残りが何もない時の方がより効率良く吸収できるからです。
つまり、現代薬はそれだけ効き目が強いと言うことでしょうか。
人によっては、漢方薬を食前に飲んでしまうと食欲がなくなったり、おなかが張ってしまうと言う人がいます、そういう場合は食後に服用してもいいそうです。
また、生活リズムなどの都合から、食間に漢方薬を飲む時間がないと言う人は、朝食の前に1回、夕食前もしくは夕食後に2回目を飲むようにすればいいそうです。
煎じた漢方薬は温めて飲むのが効果が高いと言われています。
煎じた直後は温かいですが、時間がたって冷めてしまっている場合は、温め直して飲んでください。
但し、吐き気などがある場合には冷たくし、少しずつ飲むようにするといいそうです。
子供の場合は、大人の量を加減して与える必要がありますが、専門の医師に相談して薬の量を加減したほうがいいと思います。
8 月 27th, 2008 by kanpou
初めて知ったことなのですが、漢方薬って煎じて飲む必要があるのですね!!
(V)o¥o(V)
漢方薬は現代の薬と違って、1日分を水で煎じて飲むことが必要なんだそうです。
せっかくの漢方薬の有効成分も誤った飲用方法では、漢方薬の成分をを充分に出ませんよ。
それじゃあ、漢方薬を正しくせんじるにはどうすればいいのでしょう。
まず、道具ですが、当たり前のことですが、漢方薬を煎じるのにふさわしい道具そろえる必要がありますよね。
普段料理やお茶を入れるのに使うものと混同しては、漢方薬はかなり匂いが強いので、区別したほうが良いと思います。
それが良い!!というのであれば、一緒でもかまわないでしょうね。
漢方薬を煎じるのに適した道具は、素焼きの土瓶です。
ただ、なかなか手に入らないと言う場合には、普通の土瓶や耐熱ガラスを用いても可能です。
若い女性の方であれば、ガラス瓶で雰囲気を楽しみながら煎じている方もいますよ。
他に、アルマイトの鍋ややかんでも大丈夫だそうです。
ただ、鉄びんだと、生薬に含まれるタンニンが鉄瓶の鉄瓶の鉄と化学反応を起こすので、生薬をせんじるのには向いていません。
次に煎じ方です。
1.容器のなかに、1日分の漢方薬と、水600cc(3カップ)を入れる。
2.弱火にかける(この時、ふたをしない)
3.約40分ふきこぼれないように注意しながら、じっくりと煮詰めていく。
水の量が最初の半量程度になったら火からおろす。
※だいたい40分くらいで水が半量になるくらいの火加減が最適だそうです。
それよりも短い時間で煮詰まるようでは、火加減が強すぎです。
逆に、40分より長い様だと、せっかく抽出された有効成分がまた生薬の中に再吸収されてしまいます。