虚実

9 月 28th, 2008 by kanpou

今回は証の中の虚実において、虚証と判断される特徴をお話しします。
・なで肩
・痩せ型
・首が細い
・指が細い
・腹壁がやわらかくて薄い。
・ヘソが浅く広い。
・顔の造作が薄く細い。
・面長、あごが細い
・線が細い感じ
・抵抗力が弱い
・疲れやすく、その回復が遅い
・すんなりしている、かぼそい。
・筋肉が薄弱で柔らかい。
・よわよわしい歩き方
・胃腸が弱い
・甘い物を好む
・消極的
・声が細く、小さい、低い、または高い
・下痢をしやすいもしくは弛緩性便秘
・細い疲れたまなざし。
・身体を動かすのがおっくう
・弱い
・自己否定的
・静的
などなど、この他にも沢山あるようですが、傍から見て病弱そうな人はすべてこれに当てはまりそうですね。
私の場合、当てはまるものもあれば、該当しないものなどいろいろあります。

反対に実証と判断される特徴は、
・いかり肩
・胃腸が丈夫。
・便秘しやすい
・筋肉質、筋肉が硬い。
・骨太
・がっちり、どっしりしている。
・ヘソが深く、大きい。
・顔の造作が太く、大きい。
・指が太い
・顎が角ばっている
・しっかりと歩く
・自己肯定的
・疲れにくく、疲れてもすぐ治る
・首が太い
・積極的気質
・声は太く大きく力強く、発音がはっきりしている。
・苦いものでも平気。
・目に力があり、大きい
・活動的。
・腹壁に弾力があり、厚い
・線が太い

明らかに虚証と実証はま逆なタイプのようですね。
これらの中間のタイプとして中間証というものもあるそうですが、前者の二つが両極端だから、大半の人がこの中間証に当てはまるような気がするのは、私だけでしょうか。

漢方薬の特徴

9 月 16th, 2008 by kanpou

漢方医学は現代医学が『病気を治す治療法』であると言われているのに対して、『病人を治す治療法』といわれています。

現代医学では、病名からその治療方が決められるのに対して、漢方医学では、病人の体質や抵抗力、体力、病気の進行具合の程度を示す『証』に基づき、最適な漢方薬を処方するそうです。

ですから、同じ病気にかかっている人でも、西洋医学では、同じ薬が処方されるのに対して、漢方医学では、人それぞれの体質や『証』などに応じて違う漢方薬が処方されることになるでしょう。
ですから、
漢方医学では、『証』を正確に見定めることが治療していく上で重要ポイントとなってくるのだそうです。

ここで、証について少し説明すると、 証には代表的なものに次の3つのものがあります。

①.虚実・・・虚証と実証
②.陰陽・・・陰証と陽証
③.気・血・水

①の虚実とは、患者の体力と体質の質的な充実度を示すもので、証の中で基本的で重要なものです。
②の陰陽とは、私達が知っている陰陽道のそれとは違い、病気の進行具合と体力の消耗の程度をみます。
 患者の体力と病気の勢いの関係を量的な立場からとらえて行きます。
③の気・血・水とは、漢方医学では身体の生理機構を意味しています。
 

3.「気・血・水」とは、漢方医学における身体の生理機構を意味する言葉です。漢方医学では、身体が病気に犯されている状態と病気の進行具合を意味する言葉として「病邪侵攻」という言葉は用いられます。

漢方薬の飲み方

9 月 10th, 2008 by kanpou

漢方薬がせんじれたら、次はのみかたです。
前回と多少ダブりますが、漢方薬は一日分ごとに生薬を水から40分かけて弱火で煎じ出します。
日本人は麦茶やほうじ茶を煮出して飲むので(今はに出さなくても良いものがたくさんありますが)、それほど違和感はないのではないでしょうか。
1日に処方される分を2~3回に分けて食事の合間に飲みます。
普通、薬は食後30分以内のものが多いのに、これはどうしてかというと、官のぽう薬を効率良く吸収するには、胃に食べ物などの残りが何もない時の方がより効率良く吸収できるからです。
つまり、現代薬はそれだけ効き目が強いと言うことでしょうか。

人によっては、漢方薬を食前に飲んでしまうと食欲がなくなったり、おなかが張ってしまうと言う人がいます、そういう場合は食後に服用してもいいそうです。

また、生活リズムなどの都合から、食間に漢方薬を飲む時間がないと言う人は、朝食の前に1回、夕食前もしくは夕食後に2回目を飲むようにすればいいそうです。

煎じた漢方薬は温めて飲むのが効果が高いと言われています。
煎じた直後は温かいですが、時間がたって冷めてしまっている場合は、温め直して飲んでください。
但し、吐き気などがある場合には冷たくし、少しずつ飲むようにするといいそうです。

子供の場合は、大人の量を加減して与える必要がありますが、専門の医師に相談して薬の量を加減したほうがいいと思います。