漢方の歴史
4 月 15th, 2010 by kanpou
これまで漢方の効果や飲み方についていろいろと説明してきましたが、今回は小休止として、意外と知られていない漢方の歴史について語ってみたいと思います。
漢方の起源は中国にあり、中国4000年の歴史の例に漏れず漢方の歴史も非常に奥深いものです。
4000年分全て説明するといつまで経っても終わらなくなってしまいますので(汗)申し訳ありませんが、歴史の前半の方は割愛させていただきますね。
ここでお話しするのは、漢方が日本にやってきてからです。
日本に漢方が伝わったのは7世紀始めのこと。
中国医学というなら5~6世紀ごろから既に伝えられていましたが、かの鑑真和尚が後の漢方となる薬や医学を日本に持ち込んだのです。
それをひとつのきっかけとして、日本から派遣された遣唐使によって多くの中国医学が日本に伝えられました。
日本に伝わった中国医学は、その後日本の民族性や風土に合わせて独自のものへと変容していきます。
特に、室町時代の中期にもなると、日本においても活字印刷の技術が普及するようになり、庶民の間でも医学が広まるようになります。
こうして、元中国医学だったものに、日本人による診断法や理論が盛り込まれ、いつしか日本独自の医学となっていったのです。
中国医学を元とした日本独自の医学は発展し続けるかのように思われましたが、江戸時代になると西洋医学が台頭するようになります。
中国医学を「漢方」と呼ばれるようになったのはこの頃のことで、西洋医学と区別して呼ばれたのだとか。
明治時代にもなると、漢方に比べて更に西洋医学の方が重宝されるようになります。
こうして、伝統的な漢方は衰退していくかのように思われました。
しかし現在、どうでしょう。
漢方の効果が見直され、保険も適用されるようになり、様々な場面で漢方が重宝されるようになっています。
漢方を学べる大学もできているほどで、ここ近年ますます漢方に注目を寄せられていますね。
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