9 月 16th, 2008 by kanpou
漢方医学は現代医学が『病気を治す治療法』であると言われているのに対して、『病人を治す治療法』といわれています。
現代医学では、病名からその治療方が決められるのに対して、漢方医学では、病人の体質や抵抗力、体力、病気の進行具合の程度を示す『証』に基づき、最適な漢方薬を処方するそうです。
ですから、同じ病気にかかっている人でも、西洋医学では、同じ薬が処方されるのに対して、漢方医学では、人それぞれの体質や『証』などに応じて違う漢方薬が処方されることになるでしょう。
ですから、
漢方医学では、『証』を正確に見定めることが治療していく上で重要ポイントとなってくるのだそうです。
ここで、証について少し説明すると、 証には代表的なものに次の3つのものがあります。
①.虚実・・・虚証と実証
②.陰陽・・・陰証と陽証
③.気・血・水
①の虚実とは、患者の体力と体質の質的な充実度を示すもので、証の中で基本的で重要なものです。
②の陰陽とは、私達が知っている陰陽道のそれとは違い、病気の進行具合と体力の消耗の程度をみます。
患者の体力と病気の勢いの関係を量的な立場からとらえて行きます。
③の気・血・水とは、漢方医学では身体の生理機構を意味しています。
3.「気・血・水」とは、漢方医学における身体の生理機構を意味する言葉です。漢方医学では、身体が病気に犯されている状態と病気の進行具合を意味する言葉として「病邪侵攻」という言葉は用いられます。
9 月 10th, 2008 by kanpou
漢方薬がせんじれたら、次はのみかたです。
前回と多少ダブりますが、漢方薬は一日分ごとに生薬を水から40分かけて弱火で煎じ出します。
日本人は麦茶やほうじ茶を煮出して飲むので(今はに出さなくても良いものがたくさんありますが)、それほど違和感はないのではないでしょうか。
1日に処方される分を2~3回に分けて食事の合間に飲みます。
普通、薬は食後30分以内のものが多いのに、これはどうしてかというと、官のぽう薬を効率良く吸収するには、胃に食べ物などの残りが何もない時の方がより効率良く吸収できるからです。
つまり、現代薬はそれだけ効き目が強いと言うことでしょうか。
人によっては、漢方薬を食前に飲んでしまうと食欲がなくなったり、おなかが張ってしまうと言う人がいます、そういう場合は食後に服用してもいいそうです。
また、生活リズムなどの都合から、食間に漢方薬を飲む時間がないと言う人は、朝食の前に1回、夕食前もしくは夕食後に2回目を飲むようにすればいいそうです。
煎じた漢方薬は温めて飲むのが効果が高いと言われています。
煎じた直後は温かいですが、時間がたって冷めてしまっている場合は、温め直して飲んでください。
但し、吐き気などがある場合には冷たくし、少しずつ飲むようにするといいそうです。
子供の場合は、大人の量を加減して与える必要がありますが、専門の医師に相談して薬の量を加減したほうがいいと思います。
8 月 27th, 2008 by kanpou
初めて知ったことなのですが、漢方薬って煎じて飲む必要があるのですね!!
(V)o¥o(V)
漢方薬は現代の薬と違って、1日分を水で煎じて飲むことが必要なんだそうです。
せっかくの漢方薬の有効成分も誤った飲用方法では、漢方薬の成分をを充分に出ませんよ。
それじゃあ、漢方薬を正しくせんじるにはどうすればいいのでしょう。
まず、道具ですが、当たり前のことですが、漢方薬を煎じるのにふさわしい道具そろえる必要がありますよね。
普段料理やお茶を入れるのに使うものと混同しては、漢方薬はかなり匂いが強いので、区別したほうが良いと思います。
それが良い!!というのであれば、一緒でもかまわないでしょうね。
漢方薬を煎じるのに適した道具は、素焼きの土瓶です。
ただ、なかなか手に入らないと言う場合には、普通の土瓶や耐熱ガラスを用いても可能です。
若い女性の方であれば、ガラス瓶で雰囲気を楽しみながら煎じている方もいますよ。
他に、アルマイトの鍋ややかんでも大丈夫だそうです。
ただ、鉄びんだと、生薬に含まれるタンニンが鉄瓶の鉄瓶の鉄と化学反応を起こすので、生薬をせんじるのには向いていません。
次に煎じ方です。
1.容器のなかに、1日分の漢方薬と、水600cc(3カップ)を入れる。
2.弱火にかける(この時、ふたをしない)
3.約40分ふきこぼれないように注意しながら、じっくりと煮詰めていく。
水の量が最初の半量程度になったら火からおろす。
※だいたい40分くらいで水が半量になるくらいの火加減が最適だそうです。
それよりも短い時間で煮詰まるようでは、火加減が強すぎです。
逆に、40分より長い様だと、せっかく抽出された有効成分がまた生薬の中に再吸収されてしまいます。
8 月 19th, 2008 by kanpou
漢方って一体どのようなものなのでしょう。
名前くらいは知っていますが、その詳細について全く知りません。
最近病院で処方してもらう薬でも漢方薬がよく処方されますが、これは漢方薬知っていかなくちゃマズイかなって思い、この場を借りて勉強していこうかと思います。
漢方治療では、薬効のある動植物や鉱物を幾つか組み合わせた薬=生薬を用います。
この生薬の配合は長年の臨床経験を活かして体系化されてきているものです。
皆さんもご存知の通り、漢方薬は穏やかな作用をするのがその特徴で、作用するような現代医療の薬とは異なります。
現代医療の薬(西洋薬や科学薬)の大半は、有効な成分だけを分離・精製しており、作用は非常に効力があり、速攻性もあります。
さらに、治療の目的である病巣部にも直接作用してきます。
漢方薬と西洋薬、それぞれに長所、短所がありますが、前述のとおり漢方薬は体全体に穏やかに作用してくるため、老人性疾患やアレルギー性疾患のように全身的な慢性疾患に有効とされれいます。
漢方はその長い歴史からも臨床を主とした経験医学と言われてきていますが、漢方薬が作用する化学的な研究の方も進めれれているので、官のう薬の現代医学分野からのアプローチにより、その効果が裏付けされてきているものも増えてきています。
とはいえ、漢方であっても薬は薬です。
西洋役に比べて軽いとはいえ、副作用はあるので、専門医の指示を仰ぐようにしてください。